オオカミの守る星

動物のことについて綴っていきます。

「オオカミ」の記事一覧

眞神原という地名~万葉集 巻第十三 相聞歌~

『万葉集』には4500首以上の和歌が収められており、多くの生物が登場しています。人々にとって身近な存在であった犬や鹿、猪、馬、牛、鳥、狐、兎、ムササビ、猿、熊、鯨、さらに、日本には生息していない虎までもが登場していますが […]

眞神原という地名~万葉集 巻第八 冬雑歌~

『万葉集』には4500首以上の和歌が収められており、多くの生物が登場しています。人々にとって身近な存在であった犬や鹿、猪、馬、牛、鳥、狐、兎、ムササビ、猿、熊、鯨、さらに、日本には生息していない虎までもが登場していますが […]

眞神原という地名~万葉集 巻第二 挽歌~

『万葉集』には4500首以上の和歌が収められており、多くの生物が登場しています。人々にとって身近な存在であった犬や鹿、猪、馬、牛、鳥、狐、兎、ムササビ、猿、熊、鯨、さらに、日本には生息していない虎までもが登場していますが […]

眞神原(まかみがはら)という地名

『万葉集』等の古典にいう「眞神原(まかみがはら)」という地は、現在の奈良県明日香村飛鳥、岡あたり、飛鳥寺や奈良県立館付近の一帯を指す呼称と推定されています。 その地名の由来として有名なのが、江戸時代前期の歌人であり、和学 […]

ヤマトタケルを導いた白い犬(オオカミ)~日本書紀に登場するニホンオオカミ~

ニホンオオカミが登場する伝説をご紹介します。 ここでは、「日本書紀巻第7 大足彦忍代別天皇 景行天皇」にある、ヤマトタケルを白いヤマイヌ=白いニホンオオカミが導き、助けるというお話をご紹介します。このお話は、狼信仰として […]

汝は是貴き神にして~日本書紀に登場するニホンオオカミ~

ニホンオオカミが登場する伝説をご紹介します。 ここでは、「日本書紀 巻第19 欽明天皇」にある二匹の狼のお話を、現代語訳、古文、そして漢文で紹介します。 秦大津父(はだのおおつち)という人物が伊勢に商に行った帰り、山で二 […]

神様になった日本のオオカミ

大口の 眞神の原に ふる雪は いたくな降りそ 家もあらなくに これは「万葉集」第八巻に納められた、飛鳥時代の女官、舎人娘子(とねりのおとめ、生没年不詳)の雪の歌で、「眞神が原に降る雪よ、そんなにはげしく降らないでちょうだ […]